泣きべそをかいた分だけ 楽しいことが待っているのさ

in大阪を見てちょっと経って去年のin大阪を自然と再生していました。1週目のオープニングはジャニストのなにわ一等賞で、紫耀くんと廉くんは2人だけ黒いシャツを着てシンメでバックの真ん中にいます。一番目立つところ。私は去年これを見て、バックにつく紫耀くんなんて珍しいから新鮮だなぁってお気楽に考えてました。実際紫耀くんはほっとんど先輩のバックにつかなくて、がっつりついたのは去年のドリボ(も言うてもではある)と今年のSexy Zoneのツアーくらい。だから確かに新鮮ではあるんですけどね。

1週目は紫耀くんと廉くんのお手紙もあって、愛は味方さを歌います。久しぶりに見たけどあまり関係性は変わってないような気がする。廉くんが紫耀くんに向ける目線が少し変わったかな?とは思うけど私が見てるのはあくまで紫耀くん越しの廉くんだから分からない。紫耀くんはいつも本当のことを言わない。いや、本当のこと(本音)を少しだけ混ぜる。このお手紙はどこに混ざっていたんだろう。

2週目のオープニングは紫耀くん、廉くん、康二くん、流星くん、龍太くんでHappy Happy Lucky you! 私はこれを見て少し泣きました。物理的に。今でもキンプリで歌うけど、関西ジュニアとして歌ってるのはすごく久しぶりに見て。でもそもそもこの曲は2014年の春松竹で初お披露目で、いわば関西ジュニアが最初に歌った曲。私がはじめて見た紫耀くんは、この曲を歌って踊っていました。

そう、この曲のAメロは廉くんと紫耀くんのソロパート。それが私の涙腺を刺激したんでした。だって今はソロパートじゃないから。キンプリで歌うときは、キングとプリンスに分かれてもしくは混合ペアで歌います。こうやって書くとソロじゃなくなったからそれが嫌みたいだけどそうじゃなくって。関西ジュニアの紫耀くんは、「楽しいことを想い出そう 新しい季節へほら僕たちとそう旅立とう」のパートを歌うんです。いつも、廉くんの「膝なんか抱えて潤んでる空見上げ」では膝をくるくる回して、涙を拭く仕草をしてました。最近めっきり見てない。あー懐かしいな、と思いました。懐かしいと思うくらい、ハピラキのソロパートは過去のものでした。

紫耀くんがいればどこだっていいと思っていました。実際、関西ジュニアからデビューするのは難しいだろうなって分かっていました。ずっと昔、まだなにキンがあったころのaskでも私はそう答えています。いつかはなくなるかもしれないけど、だからこそ今の煌めきを大切に応援していきたいと答えました。それから数年経って、実際なにキンはなくなって、紫耀くんはもうほとんど関西ジュニアではありません。たぶん事務所はぼかしたいんだと思うけど。ぼかしたいから、webのボイスはないし、でも関ジュ日誌は書かせないし、関西ジュニアのページに出演情報が載ったかと思えば出てこないし、今年のin大阪はスケジュールが空いていた*1のにいなかった。でも結局紫耀くんは東京に住んでいて、関東のジュニアの子たちとユニットを組んでいて、今年はもうずっと関西で公演をしていない。松竹座には2回見学に来ただけ。あとあるのはまいジャニだけです。あれがなくなればもう紫耀くんは完全に関西ジュニアじゃなくなる。

紫耀くんは器用な人だから、関西弁を流暢に話します。でもそもそも名古屋の人だし標準語*2も話せます。紫耀くんはけっこう使い分けてるなと思います。キンプリにいるとき、大人が関西色を出したいと思えば話すように言うだろうし、そう言われればがっつり関西弁を話せるでしょう。でもそういう戦略的なことがなければこの先どんどん標準語っぽい喋り方をしていくような気がする。これは単純に私の予想で憶測だけれど。

だから結局私は、関西ジュニアから出てきた子としてデビューしてほしかったんだと思います。関西ジュニアにいたという過去をないものにしてほしくない。どこでもいいわけじゃなくて、関西がいい。今、関西ジュニアに戻ってほしいのではないけれど。伝わるかなこれ…

Kin Kanとして活動していたことも、去年の冬まで松竹座で公演していたことも、たしかにあった過去です。私は、関西ジュニアの平野紫耀くんをずっと応援していました。その過去をないものにして舞台に立たれると、なんだか私の過去を全部捨てられているような感覚になります。そうだから結局これは私のワガママでしかない。ワガママでしかないって分かったうえで言うけれど、紫耀くんには関西ジュニアだった過去を全部持っていてほしい。感覚的なことでいいから。あんまりそういうことも話さない子だけど、どっかで感覚として関西ジュニアだったって思っていてくれれば、私はそれで救われます。肯定はしなくてもいいから、否定はしないで。それだけでいい。

 

 

毎週まいジャニを見てるのに、康二くんと大吾くんと流星くんを見て新鮮に驚きました。かわいいし、かっこいいし、華があってキラキラしてる。この夏の松竹座ではこんなに堂々と舞台に立ってたんだなって。その隣に紫耀くんがいなかったことは少しだけ、ほんの少しだけ寂しかった。でもそれを思ってしまったら可能性を否定しているような気がして。ほんの少し思った気持ちは全部蓋をしました。

紫耀くんも、3人も、別々の場所に立っているけど、勝ち負けとか優劣じゃなくて、本当に同じ、水平線上にいるんだなと思いました。どっちが良いとか悪いじゃない。違うところで、今できることをやってる。そう思うとハピラキの歌詞が少し違って聞こえます。「出会いはそうさ宝物いつだって ずっと忘れないで そうさ君と僕らならいつまでも」別々の場所で、別々のものを背負って、でも過去を共有していて。過去のある時点で同じユニットで同じ舞台に立っていたことは、変わらないです。彼らがそのことをずっと忘れないでいてくれたら、宝物にしてくれたら、私はとっても幸せだなって思います。だってあの時を共有していたのは、私もだから。私があの時幸せだと感じたことが、彼らにとってもそうであったらいいなって思います。

 

 

in大阪は来週もあります。ここまで書いたけど、今年のin大阪も一視聴者として楽しんでるので!14年組推されてるなぁとか色々思ってるよ…その辺はツイッターに書いてるのでここでは書かないですけど。それに来週は大吾くんによるギミゲがあるわけで!私はそれを楽しみにしていて!!いや本当に。なんで去年の引っ張り出さなければそんなに感傷的にならなかったんですけどね~まぁ季節の変わり目ということでひとつ。

 

Title:Happy Happy Lucky you!

*1:前日で特別公演を終わらせていた

*2:だと私も名古屋の人だから思ってるけど実際はちょっとなまってる