きみのことが好きだよ

きみがぼくのこと知らなくても

夢が花開く時を共に -King&Prince First Concert Tour-

King&Prince初のコンサートに行ってきました。

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名古屋公演初日と最終公演。自担の地元だから…というのもあるけど、単純に私の地元だからです笑。いつもコンサートって遠征とセットだから、地元で紫耀くんを見るのすごく不思議な感じでした。紫耀くんが名古屋でコンサートするのはSexy Zoneの2014年のツアーぶりだから4年ぶりですね。あのときも日本ガイシホールでした。

 

デビューが決定してから今までの8か月、彼らに「逢える」イベントは選ばれた人だけが参加できるものしかなくて、そもそも社会人1年目の私は応募すらできず、ただファンクラブにお金だけ納める状況がちょっとしんどかったのもあって、コンサートが決まったときはすごく嬉しかったです。チケットのこと考えたら胃が痛かったけど、なんとか自分で当てて、友達も当ててくれて、絶対にデビューコンは見届けたかったから、初日じゃなくても行けてよかった。初日は六本木にいて、夜行バスでバキバキの体のまま朝のワイドショー見たら王座に座った6人組が映ってて画が強いなぁと思いました。その前に駅でツイッターに流れてきたスポーツ新聞の会見写真を見て、「現実だなぁ」と働かない頭で思ったけど、まだ自分が見ていないから現実味はなくて。ネタバレ歓迎というかセットリスト把握してからコンサートを見たい人なので、セットリストも確認したけどあんまりピンと来ず…ジュニアの時の曲もやってるんだなぁとか、新曲多いなぁとか、曲名を見てそういうことは思ったけど、流れや演出があんまり分からない構成だったので、想像できないまま当日になりました。名前うちわ新調したり、赤を入れたネイルしたり、プレ販行ったり、準備はしたけど全然現実味はなかった笑。

 

現実味がなかったことと、現場前ナーバスで、「早く見たいけど終わってほしくない」が1週間くらい前から強烈に私を襲っていました。このツアーが、8月25日が終わったら、次はいつ逢えるのか分からない。ジュニアの頃と違って、1年の大まかなスケジュールが予想できるわけでもないし、そもそもテレビの中の人になってしまった自担を、この先コンスタントに見る機会はおそらくもう、ない。私は自分の目で実際に見た紫耀くんが全てで、自分の目で実際に見て解釈を深めて、自分の中の紫耀くん像を創り上げていて、その作業が好きで、だからこそ私は何年も飽きずに紫耀くんをずっと見てこられた。でもテレビで見る紫耀くんはテレビ番組を作る大人の手が、様々な人のフィルターがかかっていて、誰かの「見せたい」紫耀くんだから、私の考える紫耀くんではない。自分の目で見てはいるけど、テレビ画面越しに見る紫耀くんは誰かのもので、私の中の、私の紫耀くんではない。デビューが決まって、ハピアイから8カ月、テレビに映る紫耀くんしか見ていなかった私は、正直紫耀くんに対する興味が薄れていて、デビュー前後はお祝いムードで盛り上がったけど、それから後は紫耀くんへ向ける気持ちはどんどん萎んでいました。相変わらずEXシアターで過ごした夏はとっても楽しくて、私の価値観としてジュニア担をやっていたほうが楽しいんだな、とはっきり自覚した夏でもありました。明確な目標があって、数字で結果を出して事務所を殴るみたいな笑。自分のできる限りの時間とお金を使って、最終的な目標に向かっていく。その応援の仕方は私の価値観にはぴったりと合って、逆にデビュー担ってなんだか楽しくないなぁと思うばかりの日々だったんですよね。目標もないし、これから何をモチベーションにしていけばいいのか分からないから。

 

8月23日木曜日。代休を使ってコンサートに行きました。台風が西日本に上陸した日で、あぁまた岸くんが台風を呼んだなぁと思いながら、名古屋は雨が降ったりやんだりで、とても蒸し暑い日でした。プレ販でグッズを買っていたけど、デジチケを信用してないので(デジチケ初導入のジュニア祭に行ってました)開場時間には会場に着くようにガイシに向かって。日にちが入るモニュメントのトラックは台風で荷台が閉まっててあ、見れない…と思ってもう一度スタンドの入り口に戻ると、QR画面に記載されているアルファベットのゲートから入場してくださいと声を張り上げる係員。そんな記載あったっけ?と見ると確かに数日前にはなかった入場口が表示されていて、私のQRコードにはアリーナのアルファベットが記載されていました。さっき素通りしたモニュメントまで再び歩いてアリーナの入場口から入場。渡されたチケットに印刷された席はメインステージから1桁列でした。一人だったけど信じられなくて思わずふふっと笑ってしまった。私の名義、たまにとんでもない席を送ってくる。絶対に泣くだろうと思って余分にハンカチを持ってきていたのに、泣けない席を引き当ててしまったなぁと思っていたけど、結局開演してオープニングの映像でぽろぽろ泣いてしまいました。泣いてる人、私以外にいなかったけどね…

 

8カ月ぶりに、デビューしてから初めて見る紫耀くんは、ずっと私が見てきた紫耀くんに違いはなくて、でも、8カ月で経験してきたことに裏打ちされた自信が、キラキラと彼を縁取っていて、今までより大きな会場で見ているはずなのに、とっても大きく見えました。何回も何回も聞いたシンデレラガール、あぁ、デビューしたんだなって、デビューしてから何度も思ったことをここでも思った。

 

コンサートを振り返ってみると、なんだか不思議な構成で、正直楽しかったかと聞かれると素直に肯定できかねる構成ではあった。私は公演前から絶対に夏の他の現場(と濁すけど私は夏の現場に1つしか入っていません)と比べてしまうだろうなと思っていたので、そこはもう割り切って、個人の見解として書くけど、夏の他の現場のほうが楽しかった。ただこれまでを振り返っても、自担のいる公演って「自担のいる公演」であって、楽しいとか面白いとかそういう物差しで見たことがなかったな、ということに思い当たりまして。自担のいる公演って自担のいる公演でしかないんですよ。紫耀くんに全神経集中させてるから、自担を見てどう思ったかという意味で、自担を見ているのが楽しかったと思うことはあれど、公演の構成が楽しかったとか考えたことも思ったこともなかった。だから別に、それはそれでよくて。ただ、デビューしてこの先もずっとこの6人で活動していく中で、ずっとこういう構成のコンサートを作ってこられたらまぁ解釈違いだなとは思った笑。デビューコンだから、ジュニア時代の曲も歌わなきゃいけないし新曲も歌わなきゃいけないし先輩の曲も歌わなきゃいけないし、そういう盛りだくさんの「課題曲」があって、統一性がなくなるのは分かる。分かるけど、どうしても納得いかない部分はちょこちょこあって。私が一番思ったのは、コンセプトがないことでした。デビューのお祝いだから別になくてもいいし、今回はそこを落としどころだと思って私も納得しているけど、次回以降に一貫性のないコンセプトのないやりたいことが伝わってこない何も言いたいことの分からないコンサート作ってきたら解釈違いでペンライトぶん投げる。以上です。あんまりネガキャンしたくないし、デビューコンってこういうものだと思う(キンプリ以外行ったことないから分かんないけど)から、これはこれということで。ただ、後出しで申し訳ないけど岩橋さんの作ったPrinceコーナーだけは、Princessに向けられたPrince担のための構成演出だって分かったから、PrinceとPrincessの今まで築いてきた関係が羨ましいなって思いました。Mr.KINGとその担当は今思い返してもそういう関係ではなかったので。私は個人種目みたいなキング担をやってて居心地がよかったし、その関係性を引け目に感じることはないけど、PrinceとPirincessの関係は唯一無二で強固な関係だったなぁって、傍目に見ても、一緒のグループになった今も、そう思います。

 

 私が初めてキンプリのコンサートを見て、確かに紫耀くんはそこにいて、今まで以上に光と歓声を受けてステージに立つ姿はずっと願ってきた、見たかった姿、のはずでした。実際は、8割が赤色で埋まったスタンド席や自分の周りの私と同じ文字のうちわの多さに面食らって、予想していた気持ちとは違う方向に自分の感情が向いていました。今までいわゆる同担拒否でもなく、新規と古株なんてどうでもいいと思っていたけど、そんなの綺麗ごとだったんじゃないか、ということに気づいて。私が紫耀くんを見てきた5年間と紫耀くんが「好き」という気持ちは、隣に立っている同じ文字の同じ色のペンライトを持った人のたった3ヶ月の「好き」と同じ大きさで見られて、同じ矢印の長さで測られて、同じ深度なんだと、傍目に見たら、そんなこと分からないけれど。でも、私の中には5年間の紫耀くんがいて、節目節目に立ち会ってきて、色んなところで色んな姿を見てきた。その歳月と、今まで積み上げてきた「好き」の気持ちを、一緒にされたくないと思ってしまった。デビューすることも、より多くの人の目に留まって好きになってもらうことも、スターになることも、そんな未来がくることを願っていたはずなのに。

 

8月25日土曜日。この日、早朝に熱が出ました。ふと朝の4時頃に尋常でない汗をかいていることに気づいて、呼吸が浅かったので熱を測ったら発熱してた。大して高くなかったけど平熱より1度以上高くてかなりしんどかったので、とりあえず薬飲んで寝て、朝になって同行させてもらう友人に連絡して急遽現地集合に変更してもらう、などということがありました。親からは「知恵熱じゃない?」とバカにされましたが、這ってでも行くという鋼の意志(というか家を出るころには微熱程度になっていたんですが)でガイシまで辿りつきまして、着いてからは現場ハイで体調悪いことは完全に飛んだ状態でなんなら終演後3時間飲んでたんですけど、翌日またぶり返しましたよね…寝ながら24時間テレビ見て日曜日が終わった。

 

だからこの日に見たことは全部熱に浮かされながら見ていたという体で読んでほしいんですけど笑。この日の席もアリーナで、前回の席とほぼ対角にあたる席でした。2回目だしメインステージとは遠く離れていたからある程度冷静に見れていた、はず。今回のコンサート、センターステージを使うときの正面がバクステ側になるので、メインステ側から見てると背を向けられる形になるんですよ。前回の席だと背を向けられる側だったので、KING3人の背中を見て大きく見えるなぁと思って感慨深くなったりしていたんですけど、正面向きで見たほうが顔の見える時間も長いしいいなと思って、あとやっぱりメインステに近いと必然的にバクステにいる時ほぼ見えなくなるので、2回入ってはじめて何をやってたのか分かって自分の中で完結したところなどがありました。そんな席だったんですけど、この日ある曲でいわゆる紫耀くんポジになるときがありまして。ファンサ曲ではなかったので、特に何をするでもなく、自分のパートを歌い終えて他のパートを口ずさむ姿をアリーナからぼーっと見上げていたとき。鼻筋や顎のラインの綺麗さだったり、纏っている空気だったり、自分の目で双眼鏡を通さずに紫耀くんを見て、あぁ私この人のことこれからもずっと好きだな、と思ったんですよね。紫耀くんって、この世の全ての綺麗を集めたような人で、いつも私の見たい姿を見せてくれて、欲しい言葉を投げかけてくれる、私にとって理想のアイドルなんですよ。本当に、紫耀くん以上の人なんていない。この時、ただそこに「いる」だけの紫耀くんを見ている瞬間は、自分自身の好きという気持ちに向き合えた瞬間だったなって、後から振り返ってそう思います。

 

 

どれだけ紫耀くんのファンが増えて、赤い色のペンライトや同じ文字のうちわが増えて、私よりも紫耀くんのことを見てきた時間が短い人が増えて、その気持ちの深度が浅かったとして。でも、私の「好き」は誰のものでもない、私だけのもので。私にとって、1番の「好き」が紫耀くんなことも、これまで感じた「好き」の気持ちも、これからもずっと「好き」だと言える確信も、全部、自分だけのものだから。私の中には今まで積み重ねてきた紫耀くんの姿があって、いつだって今が1番「好き」だと思って、かっこいいもかわいいも更新してきた。節目にも立ち会ってきたし、自分も紫耀くんと一緒に大人になったなと思う。そんな風に過ごしてきた時間も、膨らませた気持ちも、自分の中だけにあって、誰がどうとか関係ないし、記憶も気持ちも数値として測れないし、1番大切なのはそのとき自分がどう思ったかでしかない。自分の感情がどう揺れ動いて、どう感じたか、どう思ったか。そこに他の誰かが入る隙間はない。私はこれからも、私だけの「好き」と向き合って、その中心にいるのは紫耀くんで、その関係上において私と紫耀くんは1対1、私だけの彼なんですよ。

 

デビューして、これから何をモチベーションに紫耀くんを応援していったらいいのか分からなくて、なんだかつまらないなぁと思っていたけれど、これからは自分自身の「好き」って気持ちがモチベーションなんだな、という結論に至りました。その気持ちが続く限り、これまでと変わらない大きさの応援をしたいし、デビューコンを経て、できるんじゃないかなって思うようになりました。これからもずっと、紫耀くんが好きで、好きだと思える確信がある。もしも本気で目指す目標…たとえば5大ドームとか、海外公演とか、そういう目標を紫耀くんから何度も口にするようになれば、そこが応援するうえでのモチベーションになるかもしれないけど、今までもそういうことは言ってこなかったし、仕事に対する考え方として目標を立てるより目の前の仕事をきちんとこなすって考えの人だから、たぶんないかな笑。だから、全ては私の気持ちが続く限り、っていう曖昧ではてしなくて続く保証もない期間になるけど、これからも紫耀くんしか好きになれないから、途切れることはないよ。

 

これから、紫耀くんの隣には必ず5人がいて、1人だけマントを背負って真ん中に立つことはもうなくて、6人だから、1人であらゆる責任を背負おうとしたり高みを目指したりしなくてもよくなる。私はセンターに立つ紫耀くんを見るのが好きだったけど、また色々なものを背負ってるな、背負わせてごめん、だけど、1人だけ遥かな高みで孤独に立つ姿を見るのも好きなんだって、罪悪感を感じながら見ていて。6人である以上、センターはできにくいし、もう解体されることもないし、私の好きだった、見ていたかった姿を見ることはもうない代わりに、何も言われずに目の前から去られることもなくなって、「ずっと6人で」って信じられるようになった。King&Princeの6人が、これからどんどん6人で活動していく中で、関係性ができてきて、パフォーマンスの質が上がって、そういう姿を一緒に見ていけるのは幸せなことだなと思う。もう1人だけ背負わされることも(エースだからあるかもしれないけど、ジュニアの頃よりは)なくて、私も紫耀くん1人だけを支えていこうって思わなくてもいいんだよね。それが、ジュニアの時とは明らかな違いだなあ。これからのKing&Princeが、より強く固まって、この6人にしか作れない景色を見せてくれて、私はそれを信じてついていく。ペンライトの光の海を構成する1人になって、全員がKing&Princeのファンっていう会場の中で、これからも大好きな人を見ていたい。もっともっと、大きくなろう。その姿を見せてよ。この6人ならって思える、そんなグループにこれからなっていってほしいです。

 

ジュニア時代の紫耀くん、5年間たくさんの景色を見せてくれて、色んな体験をさせてくれて、たくさんの愛と感情をくれてありがとう。ここから、もっと大きくなる紫耀くんとKing&Princeのこと、一番前で見ていたいって気持ちは変わらないから、たっくさんのファンの中の1人として、好きでいさせて、応援させてね。King&Princeの6人の未来にこれからもたくさんの幸せと光が降り注ぎますように!