やさしいままで

19日間留守にしていた実家に戻ってきた。

ネイルを白から赤に付け替えた。

週に2日しか出社しない会社に行った。

フジファブリック若者のすべてを聴いた。

2021年の夏は、8月18日で一旦終わり。

 

ここ数年の夏はだいたい2~3週間くらい優斗くんを見に東京へ通って、終わる頃にはもう8月も後半で、詰め込んだ予定と暑さとクーラーで体力が削られて決まって扁桃炎になってしまう。熱を持った喉に手をあてて今年も夏が終わるなぁとぼんやりしているうちに2学期がやってきて、夏の思い出は白昼夢になる。

 

2年前の夏を一生忘れられないし、あの夏に囚われてこれからも生きていくと思う。あの夏を超える夏はもうないと断言できるけど、特別だからと言ってあの夏とそれ以外の夏を比較するのは野暮と言うかしたくない。

 

2年(正確には1年半かな)という月日が経てば、感覚は鈍くなっていて、果たして私はステージに立つ優斗くんが伝えたかったことを正確に受け取れたのかと考えると決してイエスと言えるようなものではなく。否が応でも年を取る。年を取るということはどんどんアンテナが錆びて、キャッチできる周波数が減っていくように思う。磨くことを怠った自分が悪いけどね。

 

今年の夏、優斗くんがソロで選んだ曲は『FORM』だった。もう少し自分が若ければ受け取れる情報量も多かったかもしれないけど、何を伝えたくてこの曲を選んだのかあまり感じ取れなくて。

5人で踊るときとは違う、この曲を踊るときだけはさながらコンテンポラリーダンスみたいだと思っていた。もちろん振付はあるけど、『演じる』ことに磨きがかかっているというか、加速しているというか。だからきっと、この曲の主人公を演じていて、伝えたいことがあって踊っているんだろうなぁと思いながら、何を伝えたかったのかなぁというところまで汲み取れなかった自分が不甲斐なくて、ただ白い光に包まれる優斗くんを見ていることしかできなかった。アリーナ上手から見ると白いピンスポットライトに照らされて1人でTDCのセンターに立つ優斗くんが見られてそれはとても好きだった。

 

HiHi Jetsのことを1アイドルグループというよりベンチャー企業みたいに思ってるところがあるから、本当によく練られたセットリストだなぁPDCAサイクル回しまくってるなぁと思っていたし、何度見ても楽しくて見応えのあるコンサートだった。もちろん私はただの1アイドルオタクなのでMCとかコントのような日替わりを楽しみに多ステするという側面もあるけど、何度同じ曲を同じ順番で見ても飽きるところが1つもなかった。体力や集中力を考えて回数を減らしたから、というところも関係あるかな…量より質(自分自身のコンディションと言う意味での質)にシフトしたのが私も大人になったというか、年取ったところだなぁ。でも周りも途中で座り出すとかもなかったから、やっぱり噛み応えあるセットリストだったんじゃないかと思う。

 

私がジュニア担になってからずっと言っている、アイドルは商品で私は消費者という理論、アイドルのほうから聞くと思っていなかったから驚いた。俺たちを使ってあなたの人生を豊かにしてくださいって、18歳で言えるもの?その言葉の裏にはただ消費されるだけのコンテンツにはならないって矜持もあるのかもしれない。

誰かがHiHi Jetsって1つの思念が5つに分裂したみたいだよね、と言っていて、その表現ってすごくしっくりくるなぁと思っていた。5つの個が集まって1つになったというより、元々1つだったのが5つに分裂したって言われたほうがしっくりくる。感覚的な話だけど。だからと言ってじゃあこの人が言ったことは他の人も思ってるのか、と言われるとたぶんそれは違うような気がする。俺たちを使ってあなたの人生を豊かにしてください、というのは猪狩蒼弥の思考だけど、他の4人が必ずしも同じことを思っているわけではないような。これも感覚的な話だな。ただ、5人横並びで各々の考えた言葉を聞いていて、それは否定も肯定もされることはなく、言葉にするとやっぱり『共有』が近い気がする。

 

優斗くんは「僕のことは皆さんが感じてくれるままでいいんですけど」って笑ってはぐらかして、あぁこの人はこうやって優しく突き放してくるんだなぁと思った。私が1年半前にジャニアイを見たときは無防備に心の柔らかいところをさらけ出してて心配になるって書いたんだけど、こうやってピシャっと突き放してくれたほうが、私は安心するし、こんなこと言われたら私が見たいものを見たいように見るけどそれでもいい?言質取ったけど大丈夫?ってなる。いや、なったからツイートしたけど…

私が年を取るということは、優斗くんは大人になるということ。心の守り方をどこかで覚えたのかもしれないし、曖昧にするって残酷な優しさを知ったのかもしれない。もともとそうだった節がなきにしもあらずなのかな。

この4人のためなら死ねる、この4人のためなら何でもできる、隣からそういう言葉が聞こえていても、絶対にそういう言葉は口にしなくて、環境が整ったって言葉に終始していたこと、そういう部分に触れると急にふっと消えてしまうんじゃないかと思ってしまう。時折こういう地に足ついてない部分が垣間見えると、お願いだから少しでも長く板の上に立っていてと思ってしまうね。いつもはやりたいこと全部やってしたいこと全部叶えて好きなようにアイドルしてって言うのに。

 

『FORM』を見ても伝えたいことが感じ取れなかったって書いたけど、私の中で『FORM』と挨拶は地続きで、言葉にしない優しさと残酷さがどちらにもあったなと思う。見たいように見ていいよってことだから(曲解と言われればそれまでだけど)私に見えていたのはそういう姿だったな、ということ。

言葉はちっぽけだから、塞いで何も言わなくていい

この鼓動が全てだから

 

 

最後に1つだけ。今回、どうしても仕事の都合で初日に入ることができなくて、優斗くんの口から直接『デビュー』という単語を聞くことはありませんでした。この言葉を聞くのが本当に怖くて、オーラスでもしかしたらもう一度言うかも…と思ってドキドキしていたので、一度も聞かなかったことに正直ほっとしています。

自担のデビューを体験したことがある身として、デビューが絶対的な正解でもゴールでもないと思っていて、それは私が個人的に思うだけで大手を振って言うべきでないんだけど、デビューして得られるものがあるように、デビューして失うものも同じくらいある。だから、デビューなんてしなくていいよ、と思う自分がいることも事実で。

ただ、ジャニーズジュニアである以上、当座の目標は『デビュー』であることは間違いなく、本人たちがそこを目指すと言うのであれば、最速で掴むと言うのであれば、目標に向かっていく追い風を送れるようにするのが"正しい"ファンの在り方だと思うので、できることはできるだけやっていくつもりです。

これから先もその言葉を聞くたびに絶対に自分の心は斬りつけられるし、それを望まない自分がいる現実に胸が痛むと思うんだけど、騙し騙しでも、蓋をしても、見て見ぬふりをしても、"正しい"姿でいたいと思う。私は私に正しくあることを課しているので(別にこれはオタク関係なくどんな物事に対してもそうです)

 

そんなこと許されないよなぁと思いながら、罪悪感を持っていく。

大袈裟だよなんて笑われてしまうだろうな。

偶然じゃない運命にDive

人生で一度だけ一目惚れをした時のことをここに書き残してある。ただ、四半世紀生きてきて後にも先にも「一目惚れ」をしたのはあの時一回だけだった。人にも物にも、初見でどうしようもなく心を奪われたことはあれから一度もなかった。

 

どうしようもなく好きだと思うとき、それは突然訪れるのだけど、私の場合はその瞬間が訪れるまでにたくさんの時間と準備を必要とする。時間をかけて少しずつ「好き」のかけらを集めて、両手いっぱいになってもう持てない!となった時に決定的な瞬間が訪れて、パーンと射抜かれてしまう。どうしようもなく好きなのだとその瞬間に自覚する。心を奪われる瞬間を自覚してしまうので、そこにきてようやくもう戻れないことを知る。進むしかないので、腹を括る。そういうことが今まで2回あって、3回目をついこの前迎えてしまった。

 

別の言い方をすれば、石橋を叩いて渡るということわざがあるけれど、昔知人から「石橋を叩いて渡らないタイプ」と言われたことを根に持っていて、そういうことだなと思う。本当に好きになってもいいのか、時間をかけて慎重に探りを入れる。コンコン叩いてはまだだな、と思い、しばらく経ってまたコンコン叩くことを繰り返す。そうこうしているうちに踏ん切りがつかなくなって、やっぱりやめておこうと思う。基本的にそうやって生きているんだけど、どうも人を好きになるという行為に関してだけは、コンコン叩いてはまだ渡る時じゃない、と思うことを繰り返すうちに、ある日突然叩きすぎて橋が割れてしまい、そのまま川底に真っ逆さま落ちてしまう。というような具合に、今!という瞬間を目にした時に深い深い底に引き摺り下ろされてしまうのだった。

 

 

そんな前置きはどうだっていいのだけれど、1年以上の年月そうやって過ごしてついに落っこちてしまったのが16歳だなんてそんなことを私自身が一番信じたくないのでこうも長く御託を並べてしまう。それでもまぁ、好きになる瞬間のことを強烈に自覚してしまうので、これはそう、としか言いようがなく。もう戻ることができないので、覚えがめでたいうちに自ら酒の肴になっている。(人の沼落ちブログって面白いよね)

 

 

1年と数ヶ月前、まだ流行病もなく私が六本木と多摩と城ホやらガイシやらを飛び回ってた時、水道橋でジュニア祭りなる催しがございました。きっとたぶん、1つのユニットとしてちゃんと認識したのってその時だと思う…けどどうだったかな。存在は知っていたけど、視界に入るようになったのは間違いなくその日。

前々から言っているけど、このコンサート本編ではなく、後日公開された日誌をきっかけに歯車がぐるぐると回り始めるのです。日誌を読んだ私は、本当に殴られたような衝撃を受けたのでした。だって『オリジナル曲を唯一歌えなくてごめんなさい』って謝っていたのだから。

そんなことは本人が謝るべきではなくて、どう考えても悪いのは大人で、それなのになんて正直なんだろう、と思ったところからなんですよね。謝罪の言葉と悔しさと、そういう言葉が並んでいるジャニーズJr.のウェブ連載を私ははじめて読んだし、同時にこちら側の感覚を心底分かってるんだな、とも思った。このSNS時代にエゴサしてない子の方が稀有だろうけど、それにしたって感覚があまりにこちら側だと、それは今でも折りに触れて思う。

 

 

とまぁ脱線した上に転がり落ちたのは日誌を書いた子ではないということが事実なのですが、8.8から始まったのはデビューした2組だけでなく私もだったということで(上手くない)それから時は流れて病が流行り、そうこうしているうちに番組のメインMCになったり特番が組まれたりオリジナル曲をもらったりそれがたいそう私の好みど真ん中だったり、そんなこんなしているうちに京セラにうちわを持って見に行ったり配信全ステしたりしてた。もう最初からうちわを持つって決めてたけど、決め手になった理由は昔から知ってたからとかそんなふんわりした感じだった気がします。あとは自ユニとよくキャットファイトしてたからかな…

 

これと言った決定打があったわけではないけど、やっぱり現場至上主義なので自分の目で実際見ると解像度が格段に上がる。しかも去年は流行病が理由でコンサート自体あけおめとドリパビしか行ってない。それも大きな理由かも。ドリパビが11カ月ぶりのコンサートだったこともあってまーーーーー楽しくて!本当に楽しかった。そこでかかったエンジンが加速したまま迎えたあけおめの配信で石橋をぶっ壊して完全に落ちた。

 

 

できすぎた話で自分でもネタかと思うのだけど、メンカラシャッフルメドレー紫の『My Life』健全()なパートを振り当てられてたのもあって、ここだったんですよね。

 

偶然じゃない運命にDive

 

2021年1月4日18時公演、カメラ見下してへにゃって笑いながらピースした指を折り曲げたその瞬間に私は大西風雅くんに落ちた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とまぁこんな具合に自ら酒の肴になってみました。さすがにシラフで書いてないです。それだけが唯一の言い訳だから。こんな大人になってほしくないしこんな悪い意味でいい大人が好きになっちゃってごめんね。

昔から知ってるから選んだのは事実だけどよく考えたらヘラヘラしてる人が昔から好きなので結局私の好きなタイプだったんだと思いました今日。

前の記事とか遡って読んでもらえれば私が『担当』という制度にものすごく固執していることが分かると思うのですが、これは担降りブログではないということだけは明記しておきます。

しばらくジャニーズのオタクしてなかったんだけど普通にレギュラー持ちすぎてるし供給が途切れないのできっとしばらくはこんな感じだと思います。腹括ったからオタクって本当に楽しい!キャン○イクトーキョー!の気持ちで生きてこう。2021年も年始からこんなんでした。いつかオタクやめれる日がくるのかな。

心を受けとって愛にした-JOHNNYS’ IsLAND-

優斗くんのことを見ては泣いている。夏もそう、秋もそう。冬も、そうだった。泣いてばかり。

 

泣く、という行為には感情が伴うことが大半であると思うし、多くの理由は「悲しかった」「感動した」だと思う。あとは同情とか、うれし泣きもあるし、怒りで泣ける人もいるでしょう。そのどれもが当てはまらなくて、私はもう優斗くんを見たら条件反射で泣いているのでは?と思う。パブロフの犬

それでもやっぱり、私の心が何かに触れて、ないしは開いて涙に繋がっていると思うので、どこと繋がっているのか解りたいと思う。

 

優斗くんが泣いているのをはじめて見たのがサマステの密着だった。正直、そんなにおじいちゃんと親しいと思っていなかった。人の死を悼んで泣けるって素晴らしいことと思う。私がそうでないので…思い出しながら、ゆっくりと微笑みながら、頬に流れる涙はとってもきれいだった。その時は思わなかったけど、舞台の上で「『Youはもう大丈夫だね』って」と話したとき、優斗くんの心の柔らかいところに触れてしまった気がした。

 

そもそも優斗くんって、ありのままの自分を見てほしいってよく言うし、そういうスタンスでアイドルをしている人で、私は優斗くんを好きになったとき、そういう信念を好きになれるか分からなくて迷った。自分の好きなタイプのアイドルが真逆だからというのが理由だったけど、それだけじゃなかった。ありのままでいる人と向き合うのはしんどい。なにも纏わず、壁をつくらず、自分自身、それだけをもって立っている、そういう人と向き合うには、私自身もそうならざるを得ない。向こうが丸腰なのに、私は鎧でガチガチにかためていたら、不公平だし、そもそも受け取ることができないので。ということはつまり、向こうが100で投げてきた感情を、私も100で受け取ることになって、そんなのしんどいでしょうと思う。思うけど、100で投げてくれた感情を少しも溢さず受け取りたいから、私も丸腰で向き合う。

 

人の死を悼んで泣ける人だから、感受性が強いんだと思った。感受性って調べたら、心の機微に富んでいるって書いてあって、それだなと思ったんだけど。本当に私と真逆で、真逆だから好きだと思う。優斗くんのそういうところ。色んな感情を持っていて、ふり幅が広くて深度が深いのに、それをそのままありのまま差し出す人。帝国劇場って1897席あるみたいなんだけど、1回の公演でそれだけの人に剥き出しの心を差し出しているって思うと、ぞっとする。それができてしまう(しようと思ってそうしているわけではないのだけど)のが、優斗くんという人。私に見えている髙橋優斗くんって、そういう人。

 

ジャニワとかジャニアイで演者のパーソナルな部分を語らせるシーン、今までもあったし、そういうシーンは露悪的だと思っていた。今までそういうシーンはおじいちゃんが作ったものだったし、おじいちゃんが生きていて、舞台上の演者が自身のことを語るから、悪趣味だと思う感情の矛先はおじいちゃんに向けられていた。私はね。でも、今回は故人との思い出を語るシーンだから、表立って紛糾しづらい。それでもやっぱり72公演も別れを思い出させるなんて、悪趣味だと思う。私はね。自分の目で見るまでは、演者が泣いたとか泣かないとかレポが書かれるのも違うだろうと思っていたし、おじいちゃんの遺した舞台だから仕方ないとはいえ必要なのかと思ってた。けど実際見たら、72公演繰り返し思い出すことで、別れを過去にする、訣別するためのシーンなのかなって思えた。繰り返し思い出すこと、繰り返し話すことで、一般的に傷つきやすいと言われる思春期の心の傷にかさぶたを作るような。そんなシーンなのかなぁって。実際もう3週間くらい公演してるからセリフになってる子もたくさんいた。そうやって、もう会えない人との思い出を過去にしていく中で、優斗くんは全く過去になってなかった。別れたのがつい3日前みたいな、そんな話し方だった。

 

今年は優斗くんの心が摩耗していきそうな場面を何度も見た。それでも、なんでもないような、困ったような顔をして笑っている姿を何度も見た。ファンの前でマイナスの感情を言葉にすることはなかったし、というか、言葉にも態度にもせず、どんなに強い風を受けてもしなやかに逆らわず、風が止んだらまた元の位置に立つ、みたいな感じ。伝わらん。折れてしまうんじゃないかって何度か思ったし、これ以上は無理だと思うこともあったけど、そんなことはなくて。

 

たくさんの感情を受け取って、受け止めてきたんだと思う。両親から、先生から、友達から、ジャニーさんから。注がれた感情を全部、溢さないように、逃げずに、受け止めてきたから、きっと器が深い。私は、優斗くんに今まで注がれてきた感情を、優斗くんからあげるねって手渡されて、でも私自身の器の浅さでは受け止めることができなくて、溢れた感情が涙になって出てきてる。そんな気がする。混じりあった感情だから、理由が一言で表せない。私の涙には、悲しいも嬉しいも感動も同情も、全部入ってる。

 

正直、自分の心の柔らかいところを人前に晒していること、無意識に心を摩耗していそうなこと、心配だなぁって、大丈夫かなぁって、思う。壁を作るとか鍵をかけるとか、守ってほしいと思う。でも今までそうやって生きてきてないから、きっとこれからもそうなんだと思う。20年そうやって生きてきたらね。どうか、周りを取り囲む人や物が優しく柔らかくあってほしいと思うことしかできない。そういえば、自分を大事にしてねってよく手紙に書いている気がする。おせっかいおばさんだ。

 

残り1カ月で優斗くんは思い出を過去にするのか、そうでないのか、どうなるのかなぁ。別に過去にする必要があるわけじゃないと思うし、共に進むのもありだと思うので、どっちを選ぶというよりどっちになるのか、見たい。欲望に忠実なので。今年も舞台に立つ優斗くんを見ていられたことが一番楽しかったです。余計なことは書かずに終わる。よいお年をお迎えください。

 

Title:Base Ball Bear『こぼさないでShadow』

華麗 感謝 不安定

WiNK UP 2019年5月号 No.371 ANTHOROGY ダリア×髙橋優斗 の感想です。時差がすごいんだけど、ずっと買ったまま読んでなかったので今書きます…私の中ではタイムリ

 

【人から言われる自分】

「アホな自分も好きだからいいけど(笑)」しょっぱなから自己肯定ですごい。私が自己肯定感の皆無な人間だからかもしれないけど(※ソーシャルスタイルだとマイナス100マイナス100のアナリティカルです)自分のことを肯定できるってすごいと思う。「ファンの人にもそう思われてるんじゃないかな。」とのことですがあんまりアホだと思ったことはない、気がする。今週のYouTube、脱出ゲームだったんですが、アホじゃないでしょ(笑)先週のYouTube、ヌメロンだったんですが、アホじゃないでしょ(笑)あんまり言うと営業妨害になるかもしれんのでやめよ

 

【感謝を伝えたい人】

先生という存在にいい印象がないのでまじですごいと思った…(私が)仕事で関わるからなのかね。いい人も多いけどね。優斗くん、家族とも仲良くて、先生とも関係の構築が上手くできて、本当に自分とは真逆の人生だし価値観だな~と思う。優斗くんのことを知り始めたとき、あまりにも真逆の価値観すぎて、あぁきっとこの子のことそこまで好きにならないなって思ったもんね。家族と仲良くできる、大事にできるってすごいと思うんだよ~自分はできない。もちろん先生に感謝できる素直な心も。そうなんか、周りの人に対して素直になれるってところがすごいなって思うんですよ。

「ラジオでお世話になった先輩」って表記になっていて、そうかもうこの雑誌が出たころには…と思った。誰が読んでも誰のことか分かるけど、名前は出せないんだもんなぁ。「芸能界で一番上手なMCになりたいと思いますね。」ってさらっとすごいこと言ってるけど、上手なMCってどんなMCなんだろうね。「自分の色」をどう考えてるか分からないけど、優斗くんのMCというか、喋る場面では『流れを作る』ということに長けているなぁと思うことが多い気がする。

 

【大切な言葉】

さっきソーシャルスタイルの話ちらっとしたけど優斗くんはエミアブルだと思っていて、ポジティブなところがすごい~なんでこんな思考回路になるんだろう??「自信を持てる」ってすごいよね。居る場所が特殊だから、自信がなければ立てない場所なのかもしれないけど。

 

【不安定になるとき】

ここの項目が一番書きたかった。「人って、失うものがあると怖くなるんですよね」から始まるの、それなりにそういう経験をしてきた19歳だ…と思った。「いろんな仕事をさせてもらっていて、たくさんの人が集まって作った番組や雑誌もそうだけど、責任を感じるし一生懸命やらなきゃって思う」ってところは、ちゃんと仕事のことを仕事って認識してるのも、仕事は一人でできないことが分かってるのも、その上で責任をもって取り組んでるのも、大人の男の人だし。「強い心を持たなきゃなぁと思うけど弱いんですよね、結局。」これ、編集の都合上こういう言い回しになったのか、そのままこう言っていたのかすごく気になる。「グループでライブをやらせてもらって盛り上がったときとか、5人でバカなことやってるときとかも「あ、これ失いたくない」と思うことがある。」私はそう思ってくれてるだけで十分すぎるな。あれだけ5人でいることを誓ってくれるけど、それがどれだけ難しいことなのか、本人たちもきっと分かってて、だから無責任にそう発言してるわけじゃなかったって知れただけで十分嬉しい。優斗くんが失いたくないと不安になるほど、大事に大切に思ってるユニットなんだよ、HiHi Jetsって。そんなユニットのこと好きになれて、幸せじゃない?ぎゅっと5人でくっついてるHiHi Jetsのことが愛おしくて大好きでたまらない気持ちになるのって、5人も同じように思ってる節があるからなんじゃないかなぁって、都合のいい憶測だけど。「こういう気持ちが常にどっかにある感じはします。でも、それが大人になるっていうことなのかなって思ったり…」優斗くんは人をエモい気持ちにさせる天才しかも無意識…

 

なんか恋愛に関するインタビューは抽象的過ぎてリアリティが…(笑)花に詳しくないから、ダリアってこんなにでかいんだ?!って思った。いつどんな写真でもびっくりするくらい顔が好きだから写真の感想も「顔が好き」に尽きるんですが、しっとりした写真がこういう映りになるのも19歳の今だからなんだろうな。

 

オチないので商品のリンクだけ貼っておくので欲しくなったら買ってください(笑)

 

WiNK UP (ウインクアップ) 2019年 5月号

WiNK UP (ウインクアップ) 2019年 5月号

 

 

もうキミに決めたんだ

シアタークリエ2019年公演お疲れ様でした!!!時差!!!2週間あるうちの前半の土日の感想はぷらいべったーに書きました。後半は書けないうちに2週間経ってましたが記憶がぼろぼろに零れてもはやほぼないのでちょっともう書けない…やっぱり無理やりでも時間を作って書き残すって大事ですね。

はてなじゃなくてぷらいべったーに書いたのは、クリエという600席の箱庭で起きたことだから特定されたくなかったので…クリエ距離近すぎてファンサとか席の話になると怖すぎて公に書けなかったです。びびりました。まぁ特別何かしてもらったとかではないんですけど。

 

クリエ、始まる前からずーっと楽しみで、前方席のチケットも手元にあったので、身なり整えたりして指折り数えて待っているのもとても楽しかった。公演期間2週間もずっとふわふわしてました。終わってからも今日までずーっとHiHiと優斗くんのことが好きで好きでたまらなくて、毎日楽しく過ごしております…幸せですね。現実が犠牲になっている気がしないでもないですが、今の私はアイドルのファンやってる私のアイデンティティが一番大事なので。繁忙期だし体力的にしんどいところはあるけど、精神的に余裕があるのは優斗くんが好きって毎日思ってるからだよ。

 

クリエを経て、だいぶ心境が変わってきて、私本気で優斗くんのことが好きになってしまったんだなって思うようになりました。優斗くんのことを知って、好きになって、担当になる経緯は前書いたんですけど、正直勢いで担当を名乗ってしまったところがあったのは事実で。去年の夏から秋にかけて、まぁEXからドリボにかけてって今思えば熱に浮かされたみたいだったんですよね。「こんなにキラキラして秒速で変化する優斗くんから目を離したくない」って思ってて、でもそれは現場期間だったから、実際に自分の目で見ることができたからなのは大きくて。クリエが決まってチケット取れるまでは割とモチベが下がってました。本当に担当なのっていいのかな~とぼんやり思うことは何回もあった。顔はずっと好きだったしYouTube見たりISLANDTV見たり、そのくらいはしてましたけどね。

 

クリエって600席しかなくて、11列にお立ち台があって、比較的どの席でも近い瞬間があったりして、今までそんな至近距離で優斗くんのこと見たことなかったから、「あ、人間の男の子だ」と思ったことが何度かあった。紫耀くんのこと至近距離で見ても同じことを思うのでこれはもう私の思考回路の問題なんですが。あんまりジャニーズのアイドルのことを実在する生身の人間の男の子って思って見てない節がある。すっごく遠くにいる、幻みたいな、非現実的な存在。そう思ってるから、物理的に距離が近くなって物質的な質量を感じるとちょっと引いてしまうときすらある。通路付近の席のときは物質的な質量を感じて、あぁ人間の男の子だ…実在するんだ…と思ってました。

かなり前のほうの席に入っていたとき、客席に知り合い?が来てるのを見つけて、地声でメンバーを呼んだり話しかけたりしているのを見て、「あ、優斗くんも年相応の人間だ」と思ったことがあって。正直舞台上に私情持ち込まないでほしい…と思ったし、いつもならキリっとして歌う曲もニヤニヤしてたし、挙句バトンはほぼ全部落とすという最悪なパフォーマンスだったことがあった(笑)いやもう(笑)とかつけとかないとブチギレそうになるのでこうとしか書けないんですけど…そのとき思い出したのが、私舞台上でヘラヘラしてる紫耀くんにブチギレて降りたい!って言ってたときあったな~ってことで。

紫耀くんのデビューを見届けたから、もう1回ジュニア担になるって決めてからも、もうあんな風に「デビュー」に対してムキになったりしないだろうなって思ってて、あの頃みたいにピリピリするんじゃなくて、単純に楽しく応援できるだろうって思ってた。優斗くんもHiHiもだいぶ年下だし、みんなかわいいし、色んな足りないところがあってもそれもまた魅力だし、別に自分が明るく楽しく元気よく好きでいられるならいいかなってずっと思ってる”つもり”で。でもクリエ期間にずっと優斗くんを見てずっと優斗くんのことを考えてて、そうじゃないなって自覚しました。優斗くんには舞台に立つ以上、仕事である以上、いつも一定のクオリティのパフォーマンスをしてほしいし、そこに矜持と責任を持ってほしかった。でもそうじゃない姿を見たから、悲しくなったし悔しかった。そういう「悲しい」「悔しい」という気持ちになったのって、私が優斗くんのことを本気で好きだからなんですよね。別に自分が楽しいと思うことだけでいいなら、そういう姿を目に入れないかポジティブに捉え直すかすればいいだけなんだけど、それができなかったってことは、そういうネガティブな感情も全部抱えてでも優斗くんのことを見ていたいってことなんだなって。優斗くんには、優斗くんがしたいことなりたい姿見たい景色全部叶えてほしくて、デビューって全然言わないけど、でもアイドルとして叶えたいことが1つでもあるならそれを叶えてほしいし、私はそのためにちょっとでも頭数になれるファンの1人でありたい。でも今のまま、そういう態度で舞台に立ってたらきっと自分のなりたい未来を遠ざけてることになると思う。そういうところまで考えてしまって、あ、私優斗くんに対して本気になってる、本気で優斗くんのことが好きなんだってやっと自覚しました。これがクリエ期間に私の中で起きたことすべて。

 

ずーっと書いてきて思った、というか常に思ってるけど、私はアイドルに理想を押し付けてしまう人間なので、「矜持」と「責任」は常に好きなアイドルに持たせたがる。優斗くんのアイドル像ってたぶんそことはまた違っている気がするんだけど、やっぱり私の理想はその2つを常に持っているアイドルなので、そうであってほしいな~と思ってしまう。でも今月号の雑誌でポイズンドーター~のインタビューを読んだら、ちゃんと仕事に対して矜持も責任もあるじゃん…と思ったからこれからなんだろうな。どんどん変化していく見た目も考え方もパフォーマンスも、やっぱり一番近くで当事者として見ていたいから私は優斗くんの担当を名乗っている。そう思います。

 

クリエが終わってからもドラマとかラジオとかちょっとずつお仕事が決まっていたり、雑誌で両面表紙が決まったり、ポイズンドーターの予告が出たり、夏の予定が決まったり本当に毎日のように楽しいことが起きてHiHiのこと応援するのってやっぱり楽しいな~って思ってます。供給が多いとやっぱり好きでいる気持ちが保ちやすい。モチベーション管理されてる笑。ISLANDTVのね、『○曜日の皆さんへ』も本当に天才で、毎日新しい動画で毎日「その日の私」へ動画を出してくれて、日常でボロボロになってても元気になれるんですよ。HiHiとファンの関係、あまりにも健全すぎて、こんな薄汚れた私がここにいていいのかな?と思わなくもないけど笑。

 

オーラス、最後幕が下りて「これからもずっと俺たちと一緒にバカな夢見てくれますか?」って猪狩くんから聞かれて、あまりにも不器用で健全で愛おしくて、HiHi Jetsのそういうところが大好きだから、そんなの「はいはい」って返事するしかないじゃんって、やっぱり敵わないな~大好きだな~と思いました。HiHiのコンサートは「5人とみんなで作る」と思ってるし(だから楽しい)これからも5人とファンとお互いに、一緒に、夢見ていられたら、夢を見せてあげられたら、夢を見せてくれたら、そうなれたらそれってすっごく素敵なことだな~って。どんなグループにも負けない、幸せなグループになれるよね。ずっとバカな夢見て笑って泣いて、そういう関係でいたいな。

 

 

クリエとっても楽しくて充実していたので、EXもそうなるといいな!一度しかない今年の夏、全力で楽しもうね。

君たちが明日の光だ

髙橋優斗くんの担当になります。

 

私は自他共に認める不器用な人で、2つ以上のことを同時にできないし、1つのことに夢中になったら他のことが見えなくなるタイプです。その割に趣味の幅が広くて、ジャニーズ以外の界隈にも顔を出しているし、そこが忙しくなるとジャニーズのこともおろそかにしがち。だから、掛け持ちはできないの分かってたし、3年くらい前の記事を読んでもらうと、悩んだけど掛け持ちにはなれないってことを書いてる。

 

でも私は今回、髙橋優斗くんの担当になるにあたり、平野紫耀くんの担当と並行して、いわゆる掛け持ちになる選択肢をとりました。

 

掛け持ちになれないって、個人的に中途半端な立場が嫌いだからっていうのもあったんですよ。0か1かの選択しかできないの?って友人に言われたけど、それはもう私の性格の問題なんだなってことに今回気が付きましたし。これ!と決めたらもうそれしか見えないし、別に見たいと思わないし、視野が非常に狭いので、特に不都合はなかった。でも今回、自分が嫌いな立場を自分で選ぶことになって、それは悩んだけど…「どっちも選べない」とか「同じくらい好き」じゃなくて「捨てられないけど抗えない」なんですね。私は。結局、未練と恐怖心というマイナスな感情に、それでも抗えないほどのプラスの引力で吸い寄せられた結果なんですよ。

 

 

髙橋優斗くんのこと、2年前のEXシアターで覚えたんですけど、その頃所属していたグループでは他の子が好きだったので、顔と名前が一致したな、くらいの認識でした。そのあと、野球大会の写真が好きすぎて、え?顔が好きすぎるのでは??と思った記憶があり、1年前のEXシアターHiHi Jetコーナーがあまりにも良くて、特にYes!を歌っているときに「これ以上見ていたら絶対に落ちる沼だからもうだめだ」と思って意図的に見ないようにしていました。それは単純に顔が好きだったからです笑。ただ、あまりにも良かったので少クラにYes!を放送してほしいとメールはしてた。欲望に忠実すぎる。それから紫耀くんと同じ現場にいるときは紫耀くんの出てないときに必ず見る子になったし、フォトセットとかも「顔が好きだから」という理由で買っていました。で、今年のクリエは外れたしHiHi単独は平日だったからそもそも行けなくて、EXで単独やるってお知らせが来たからよっしゃいくぞー!ってなったのが夏。公演前に手持ちのチケットは2枚だったのに、終わる頃には7枚になっていて、顔が好きだったはずが顔と顔以外が好きになっていて、もう結構こじらせていた夏の終わり。3週間あけてDREAMBOYSが始まって、気づいたらほぼ毎週末帝劇にいたし、優斗くんのことが好きになっていたのが、秋。

 

顔が好きだというだけで、さして人物には興味がなかったはずでした。むしろ、等身大でいる姿は私の好きなアイドルではなかった。あくまで本人の素というか、パーソナリティに近い、作り込んでない姿を見ているのは怖いと思っていました。私が今まで担当してきたアイドルって、自分の中に見せたいアイドル像があって、私はその像に私の見たい姿を重ねて、そこが一致していることに満足感を覚えるっていう楽しみ方をしていて。だからその人が見せたい姿と自分が見たい姿が違ったときは「解釈違い」で片づけられた。見せたいアイドル像が好きじゃなくても、本人のことを好きじゃなくなるわけじゃない。そういう予防線を常に張っていて。だから、作り込んでいない姿を好きになってしまうと、私が好きじゃなくなったときにアイドル自身を好きじゃなくなってしまうようで、それが怖かった。アイドル自身に全く罪はないけれど、一方的に好きじゃないとか嫌いとかの気持ちをぶつけてしまいそうなのが嫌で。優斗くんは、等身大で、かっこ悪いところも含めて全部見せたいと思っているタイプだから、そういうところを好きになったらしんどいだろうなぁって夏ごろはぼんやりと思っていました。

 

 

夏にEXシアターで見た優斗くんは、抜群に顔が好みでした。大学生になって、髪を染めて、大人びてきた顔(表情)と身体つきが本当にかっこよくて、最初に入ったのは7月のHi侍だったんだけど、本当にただのめろおただった笑。EX行った後にブログを書いているので詳しくは書きませんが、公演自体も本当に楽しくて、単独公演も入りたくなってチケットを探して、その時に思ったのが「後悔したくない」でした。今年の夏、優斗くんに対してずっとそう思ってた。なんでだろうなぁって考えたときに、優斗くんには今しかないきらめきがあるからだって気づいて。優斗くんにしかないわけじゃないけど、私にとって一瞬の刹那的なきらめきが一番強かったのが優斗くんで、HiHi Jetsっていうユニットにもそれがあった。今しか見られない優斗くんを、出来る限り見ていたくて、出来る限りをやろうとすると、「後悔しないようにしよう」という思考が生まれてくる。そんな感じで、夏はずっと熱に浮かされたように過ごしていました。ただ、顔が好きだったのが、公演を見ているうちに歌もダンスもローラーもおしゃべりもユニット内での立ち位置も好きになってしまって、顔と顔以外全部好きに変わっていた自覚はあったので、推しだな、と思ってました。

 

秋に帝国劇場で見た優斗くんは、夏とはまた違った顔つきになっていました。たった3週間なのに。立場は人を変える、とはよく言うけれど、ここ1カ月の姿を見ていると本当にそう思います。その度に好きが加速する。もともと心臓の悪いユウタの弟役というのは出演が決まったときから発表されていて、ドリボで主役の弟役はものすごく重要な役だと知っていたので、優斗くんがその役なの?と最初は思っていました。今までで最年長の弟役らしいし。初日、自分は行かないのにずっとそわそわしていて、ツイッターに流れてくるレポを見て、これはできるだけ早く自分の目で見たいなとその日のうちに持っていた後半公演のチケットをその週末のチケットに交換する話をまとめて、週末には帝国劇場にいました。夏もそうだけど、後悔したくないというところからくる行動力、自分でも莫大なエネルギーだなと思います。どっから湧いてんだ。

今回のDREAMBOYSは優斗くんのソロパートから始まって、バンクを滑って、HiHiの新曲があって、冒頭からずっとすごいんですけど、帝国劇場に立つ姿を見たら私の中であまりにも色んな感情が渦巻きすぎて、訳が分からなくなりました。私の観劇した前日にラジオで「責任感を感じているし、いい感じの緊張感がある」ということを話していて、それを聞いたときにとってもうれしかったんだけど、それは見ていても感じ取れたし、私の見たいアイドルだったから、完全に髙橋優斗くんのことを好きになってしまったんですよ。板の上に立つ以上、どんな役でも責任が生まれるけれど、優斗くんはしっかりと両足をつけて、全部を受け止めながら、ときには摸索して、ずっとできることを全うして、真摯に丁寧に舞台に向き合って、そこに立っていた。抗えないなとこの時にはっきりと思いました。あまりにも、私の見たいアイドルだったし、理想的な姿だったし、なによりもその立場を与えられて、秒速で成長してどんどん顔つきも態度も変わっていく優斗くんを1番前でずっと見ていたいと思ってしまったから。入所から今まで、どんな経緯があって帝国劇場の0番に立てるようになったか知らないけど、今、私の目の前にいる優斗くんから目を離したくない。優斗くんが主人公の物語を見ていたい。真剣に優斗くんを見るようになって1カ月でここまで思って、後戻りできないし、引き寄せられる引力に抗えない。どうしようもなく、優斗くんのことが好きで、私は優斗くんの当事者になりたいと思ったのでした。

 

9月17日放送のミュージックステーション。Jhonny's mini Islandという名目で帝劇で毎年やっている公演のダイジェスト版が放送されて。もうこの時優斗くんのことばっかり見ていたんだけど、変面を失敗したんですよね。生放送のセンターで。その姿を見て、めちゃくちゃ複雑な気持ちになって、失望とか、悲しさとか、悔しさとか。「もっとできるのに」って思ってしまった。そう思っている自分に気づいたとき、私は優斗くんのなんなんだ?って思ったし、何も知らないのになんでそんなこと思うんだろうって、滑稽さすら感じたんですよ。失敗したことはさておき、そのあとリカバリーできなかったこと、それができない人を今まで担当として見てこなかったので、それも失望(というと大げさだけれど)に繋がって、でもこれからそういうところも徐々になくなっていくんじゃないかって期待もあって。ローラーも歌も、1年前と今では全然違うんだから、できないことはこれからどんどんなくなっていくって、当たり前のようにそんな期待ができると思った。この時点ではまだ担当を名乗ることに躊躇いがあったけど、完全に当事者として、優斗くんのことを見ていたなと思います。

 

つい先日行われたJhonny's King&Prince Islandの会見では、HiHiだけが会見に呼ばれて、あぁジュニアヒエラルキーの頂点に立つことになるんだなって思ったし、同日に発表されたポスターではセンターで1人だけサイズが大きくて私ってやっぱり大人から色々と背負わされる人を好きになりがちだなぁって半分冗談で友人と笑ったけど、実際にそういう側面はあって。0番に立つことの意味を知っている人、覚悟と責任感を持って真摯に向き合ってくれる人。自分がそう感じたから、好きになった。1年前にまさか担当するなんて思いもしなかったし、今1年前の、なんなら半年前の映像を見ても今ほど顔が好きとは思えなくて、やっぱり今の立場を与えられた優斗くんのことが好きなんだなって思います。今の、これからの優斗くんのことをずっと見ていたい。この気持ちが変わることはないなって感じたので、担当として向き合って見ていきたいそして、応援したいと思って今日に至ります。

 

 

優斗くんのことだけを好き、というわけではなく、HiHi Jetsというユニットのことも好きになってしまって、ジュニアのユニットを好きになることほど不毛なこともないと分かっているけど、やっぱりそれも抗えない引力に引き寄せられて笑。HiHi Jetsというユニット丸ごと好きになったので、今すごく楽しいです。「ずっと5人でいるから。どこまでも引っ張っていくから。どこまでも着いてきてください」なんて臆面もなく口に出せるの、本当に若いなぁと思うところではあるけれど、5人がそれを本気で信じて本気でそうしたいと思っているなら、私もプライドとか今までの価値観を捨てて、本気でその気持ちに応えたいと思える。そんなユニットです。

No No 論外一人勝ち 求めているのは先の先 (中略) 一人じゃないから複数系 俺らの名前はなんだっけ?

こんなメンバー紹介ラップを歌えるのってきっとジュニアのユニットでもHiHi Jetsだけなんじゃないかなぁ。#だぁ~くねすどらごん、紹介パート以降の5人で歌うパートの歌詞がめちゃくちゃアツいので機会があれば聞いてみてほしいんですけど、ここまで強気で、でもその歌詞を本気で歌ってるの、とんでもなくかっこいいし信仰できる。HiHi Jets、信仰できるアイドルユニットなので、どこかのタイミングで自分から見えてるHiHiのこともまとめて書きたい。とりあえずこのエントリーは優斗くんのお話がしたいので、ここまでで。

 

冒頭で’’未練と恐怖心というマイナスな感情に、それでも抗えないほどのプラスの引力で吸い寄せられた結果’’と書きましたが、今の紫耀くんを見ていても優斗くんを見ているときほどの熱量はないです。だから、降りるということも考えました。紫耀くんの担当になって6年が経って、あまりにもその時間が長すぎて、降りることで今まで過ごしてきた時間を捨てることが怖い。だから、未練と恐怖心。煮え切らなくて、どっちつかずで、最終的に二兎を追う者は一兎をも得ず、ってなりそうだなと自分でも思います。でも、前回のエントリーに嘘はなくて、本気で紫耀くんのことはずっと好きだって思える確信があるんですよ。激しい熱量はないけど、ずっと、安定して、好き。紫耀くんに対する好きの気持ちは、常に一定の量と質がある。そして私は紫耀くんのお仕事に対する姿勢を本当に信頼しているので、彼がアイドルを続ける限り、私は安心して彼を見ていられる。紫耀くんを見ているときに受け取る感情を私は捨てられないし、それを失いたくはないんですよね。

デビューして、私が精一杯応援しなくても、他にたくさんの人から追い風をもらって舞台に立つことができる。そう思える余裕があるのも、掛け持ちという選択肢を選んだ一つの理由かもしれません。自担のデビューを経験したオタクにしか分からないことだと思うけど、本当にデビューってなにもかも変わる。だから私の価値観も知らず知らず変わってて、「応援したい」という気持ちが、紫耀くん以外に向いたんだろうなと思います。でもやっぱり一番の理由は、抗えないほど見ていたくなる引力があったから。私は、優斗くんのことを応援したいけど、それ以上に見ていたいんですよ。HiHi Jetsが、髙橋優斗くんが、これからどんな物語を紡いで、どんな姿を見せてくれて、どこに連れて行ってくれるのか。私は彼らが描く未来の当事者になりたい。未来って今の積み重なりだから、今を最速で駆け抜けていく彼らから目を離したくない。その想いが一番強い。優斗くんの今を見ていたいから、私は優斗くんの担当になります。

 

0か1しか選べない不器用すぎる私が、掛け持ちなんて器用なことをいつまで続けられるのか、本当に分からないので、明日にはどっちかに降りているかもしれないです。常にどちらかに比重が傾いているだろうし、2人に対して同じ量の感情を向けるのは絶対に無理。傍目に見たら降りてんじゃんって感じだろうなと思います。掛け持ちとか、肩身も狭い(と思っている)ので、楽しくオタクできなくなったらすぐにでも辞めたいけど笑。私は、私だけの好きの気持ちに素直に従って、感じることと考えることを止めずに、いつかくるその日までやっていこうと思います。自分が何を見たいのか、どう感じたのか、それが一番大事だから。

 

引き続きTwitterのアカウントは分けていこうと思いますので、平野紫耀くんは@Amour_naissant 髙橋優斗くんは@ppp_yp1115 でお話ししています。2人に対しての熱量と向けてる感情がだいぶ違うので、人格が違うときがままありますが笑。今後ともよろしくお願いいたします!

 

これから優斗くんを担当として見ていくことができるの、本当に楽しみでワクワクしています。今と、今の先にある未来に、たくさんの追い風を送ることができますよう。ここからが始まり。頂点つかみ取ろうね!!

夢が花開く時を共に -King&Prince First Concert Tour-

King&Prince初のコンサートに行ってきました。

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名古屋公演初日と最終公演。自担の地元だから…というのもあるけど、単純に私の地元だからです笑。いつもコンサートって遠征とセットだから、地元で紫耀くんを見るのすごく不思議な感じでした。紫耀くんが名古屋でコンサートするのはSexy Zoneの2014年のツアーぶりだから4年ぶりですね。あのときも日本ガイシホールでした。

 

デビューが決定してから今までの8か月、彼らに「逢える」イベントは選ばれた人だけが参加できるものしかなくて、そもそも社会人1年目の私は応募すらできず、ただファンクラブにお金だけ納める状況がちょっとしんどかったのもあって、コンサートが決まったときはすごく嬉しかったです。チケットのこと考えたら胃が痛かったけど、なんとか自分で当てて、友達も当ててくれて、絶対にデビューコンは見届けたかったから、初日じゃなくても行けてよかった。初日は六本木にいて、夜行バスでバキバキの体のまま朝のワイドショー見たら王座に座った6人組が映ってて画が強いなぁと思いました。その前に駅でツイッターに流れてきたスポーツ新聞の会見写真を見て、「現実だなぁ」と働かない頭で思ったけど、まだ自分が見ていないから現実味はなくて。ネタバレ歓迎というかセットリスト把握してからコンサートを見たい人なので、セットリストも確認したけどあんまりピンと来ず…ジュニアの時の曲もやってるんだなぁとか、新曲多いなぁとか、曲名を見てそういうことは思ったけど、流れや演出があんまり分からない構成だったので、想像できないまま当日になりました。名前うちわ新調したり、赤を入れたネイルしたり、プレ販行ったり、準備はしたけど全然現実味はなかった笑。

 

現実味がなかったことと、現場前ナーバスで、「早く見たいけど終わってほしくない」が1週間くらい前から強烈に私を襲っていました。このツアーが、8月25日が終わったら、次はいつ逢えるのか分からない。ジュニアの頃と違って、1年の大まかなスケジュールが予想できるわけでもないし、そもそもテレビの中の人になってしまった自担を、この先コンスタントに見る機会はおそらくもう、ない。私は自分の目で実際に見た紫耀くんが全てで、自分の目で実際に見て解釈を深めて、自分の中の紫耀くん像を創り上げていて、その作業が好きで、だからこそ私は何年も飽きずに紫耀くんをずっと見てこられた。でもテレビで見る紫耀くんはテレビ番組を作る大人の手が、様々な人のフィルターがかかっていて、誰かの「見せたい」紫耀くんだから、私の考える紫耀くんではない。自分の目で見てはいるけど、テレビ画面越しに見る紫耀くんは誰かのもので、私の中の、私の紫耀くんではない。デビューが決まって、ハピアイから8カ月、テレビに映る紫耀くんしか見ていなかった私は、正直紫耀くんに対する興味が薄れていて、デビュー前後はお祝いムードで盛り上がったけど、それから後は紫耀くんへ向ける気持ちはどんどん萎んでいました。相変わらずEXシアターで過ごした夏はとっても楽しくて、私の価値観としてジュニア担をやっていたほうが楽しいんだな、とはっきり自覚した夏でもありました。明確な目標があって、数字で結果を出して事務所を殴るみたいな笑。自分のできる限りの時間とお金を使って、最終的な目標に向かっていく。その応援の仕方は私の価値観にはぴったりと合って、逆にデビュー担ってなんだか楽しくないなぁと思うばかりの日々だったんですよね。目標もないし、これから何をモチベーションにしていけばいいのか分からないから。

 

8月23日木曜日。代休を使ってコンサートに行きました。台風が西日本に上陸した日で、あぁまた岸くんが台風を呼んだなぁと思いながら、名古屋は雨が降ったりやんだりで、とても蒸し暑い日でした。プレ販でグッズを買っていたけど、デジチケを信用してないので(デジチケ初導入のジュニア祭に行ってました)開場時間には会場に着くようにガイシに向かって。日にちが入るモニュメントのトラックは台風で荷台が閉まっててあ、見れない…と思ってもう一度スタンドの入り口に戻ると、QR画面に記載されているアルファベットのゲートから入場してくださいと声を張り上げる係員。そんな記載あったっけ?と見ると確かに数日前にはなかった入場口が表示されていて、私のQRコードにはアリーナのアルファベットが記載されていました。さっき素通りしたモニュメントまで再び歩いてアリーナの入場口から入場。渡されたチケットに印刷された席はメインステージから1桁列でした。一人だったけど信じられなくて思わずふふっと笑ってしまった。私の名義、たまにとんでもない席を送ってくる。絶対に泣くだろうと思って余分にハンカチを持ってきていたのに、泣けない席を引き当ててしまったなぁと思っていたけど、結局開演してオープニングの映像でぽろぽろ泣いてしまいました。泣いてる人、私以外にいなかったけどね…

 

8カ月ぶりに、デビューしてから初めて見る紫耀くんは、ずっと私が見てきた紫耀くんに違いはなくて、でも、8カ月で経験してきたことに裏打ちされた自信が、キラキラと彼を縁取っていて、今までより大きな会場で見ているはずなのに、とっても大きく見えました。何回も何回も聞いたシンデレラガール、あぁ、デビューしたんだなって、デビューしてから何度も思ったことをここでも思った。

 

コンサートを振り返ってみると、なんだか不思議な構成で、正直楽しかったかと聞かれると素直に肯定できかねる構成ではあった。私は公演前から絶対に夏の他の現場(と濁すけど私は夏の現場に1つしか入っていません)と比べてしまうだろうなと思っていたので、そこはもう割り切って、個人の見解として書くけど、夏の他の現場のほうが楽しかった。ただこれまでを振り返っても、自担のいる公演って「自担のいる公演」であって、楽しいとか面白いとかそういう物差しで見たことがなかったな、ということに思い当たりまして。自担のいる公演って自担のいる公演でしかないんですよ。紫耀くんに全神経集中させてるから、自担を見てどう思ったかという意味で、自担を見ているのが楽しかったと思うことはあれど、公演の構成が楽しかったとか考えたことも思ったこともなかった。だから別に、それはそれでよくて。ただ、デビューしてこの先もずっとこの6人で活動していく中で、ずっとこういう構成のコンサートを作ってこられたらまぁ解釈違いだなとは思った笑。デビューコンだから、ジュニア時代の曲も歌わなきゃいけないし新曲も歌わなきゃいけないし先輩の曲も歌わなきゃいけないし、そういう盛りだくさんの「課題曲」があって、統一性がなくなるのは分かる。分かるけど、どうしても納得いかない部分はちょこちょこあって。私が一番思ったのは、コンセプトがないことでした。デビューのお祝いだから別になくてもいいし、今回はそこを落としどころだと思って私も納得しているけど、次回以降に一貫性のないコンセプトのないやりたいことが伝わってこない何も言いたいことの分からないコンサート作ってきたら解釈違いでペンライトぶん投げる。以上です。あんまりネガキャンしたくないし、デビューコンってこういうものだと思う(キンプリ以外行ったことないから分かんないけど)から、これはこれということで。ただ、後出しで申し訳ないけど岩橋さんの作ったPrinceコーナーだけは、Princessに向けられたPrince担のための構成演出だって分かったから、PrinceとPrincessの今まで築いてきた関係が羨ましいなって思いました。Mr.KINGとその担当は今思い返してもそういう関係ではなかったので。私は個人種目みたいなキング担をやってて居心地がよかったし、その関係性を引け目に感じることはないけど、PrinceとPirincessの関係は唯一無二で強固な関係だったなぁって、傍目に見ても、一緒のグループになった今も、そう思います。

 

 私が初めてキンプリのコンサートを見て、確かに紫耀くんはそこにいて、今まで以上に光と歓声を受けてステージに立つ姿はずっと願ってきた、見たかった姿、のはずでした。実際は、8割が赤色で埋まったスタンド席や自分の周りの私と同じ文字のうちわの多さに面食らって、予想していた気持ちとは違う方向に自分の感情が向いていました。今までいわゆる同担拒否でもなく、新規と古株なんてどうでもいいと思っていたけど、そんなの綺麗ごとだったんじゃないか、ということに気づいて。私が紫耀くんを見てきた5年間と紫耀くんが「好き」という気持ちは、隣に立っている同じ文字の同じ色のペンライトを持った人のたった3ヶ月の「好き」と同じ大きさで見られて、同じ矢印の長さで測られて、同じ深度なんだと、傍目に見たら、そんなこと分からないけれど。でも、私の中には5年間の紫耀くんがいて、節目節目に立ち会ってきて、色んなところで色んな姿を見てきた。その歳月と、今まで積み上げてきた「好き」の気持ちを、一緒にされたくないと思ってしまった。デビューすることも、より多くの人の目に留まって好きになってもらうことも、スターになることも、そんな未来がくることを願っていたはずなのに。

 

8月25日土曜日。この日、早朝に熱が出ました。ふと朝の4時頃に尋常でない汗をかいていることに気づいて、呼吸が浅かったので熱を測ったら発熱してた。大して高くなかったけど平熱より1度以上高くてかなりしんどかったので、とりあえず薬飲んで寝て、朝になって同行させてもらう友人に連絡して急遽現地集合に変更してもらう、などということがありました。親からは「知恵熱じゃない?」とバカにされましたが、這ってでも行くという鋼の意志(というか家を出るころには微熱程度になっていたんですが)でガイシまで辿りつきまして、着いてからは現場ハイで体調悪いことは完全に飛んだ状態でなんなら終演後3時間飲んでたんですけど、翌日またぶり返しましたよね…寝ながら24時間テレビ見て日曜日が終わった。

 

だからこの日に見たことは全部熱に浮かされながら見ていたという体で読んでほしいんですけど笑。この日の席もアリーナで、前回の席とほぼ対角にあたる席でした。2回目だしメインステージとは遠く離れていたからある程度冷静に見れていた、はず。今回のコンサート、センターステージを使うときの正面がバクステ側になるので、メインステ側から見てると背を向けられる形になるんですよ。前回の席だと背を向けられる側だったので、KING3人の背中を見て大きく見えるなぁと思って感慨深くなったりしていたんですけど、正面向きで見たほうが顔の見える時間も長いしいいなと思って、あとやっぱりメインステに近いと必然的にバクステにいる時ほぼ見えなくなるので、2回入ってはじめて何をやってたのか分かって自分の中で完結したところなどがありました。そんな席だったんですけど、この日ある曲でいわゆる紫耀くんポジになるときがありまして。ファンサ曲ではなかったので、特に何をするでもなく、自分のパートを歌い終えて他のパートを口ずさむ姿をアリーナからぼーっと見上げていたとき。鼻筋や顎のラインの綺麗さだったり、纏っている空気だったり、自分の目で双眼鏡を通さずに紫耀くんを見て、あぁ私この人のことこれからもずっと好きだな、と思ったんですよね。紫耀くんって、この世の全ての綺麗を集めたような人で、いつも私の見たい姿を見せてくれて、欲しい言葉を投げかけてくれる、私にとって理想のアイドルなんですよ。本当に、紫耀くん以上の人なんていない。この時、ただそこに「いる」だけの紫耀くんを見ている瞬間は、自分自身の好きという気持ちに向き合えた瞬間だったなって、後から振り返ってそう思います。

 

 

どれだけ紫耀くんのファンが増えて、赤い色のペンライトや同じ文字のうちわが増えて、私よりも紫耀くんのことを見てきた時間が短い人が増えて、その気持ちの深度が浅かったとして。でも、私の「好き」は誰のものでもない、私だけのもので。私にとって、1番の「好き」が紫耀くんなことも、これまで感じた「好き」の気持ちも、これからもずっと「好き」だと言える確信も、全部、自分だけのものだから。私の中には今まで積み重ねてきた紫耀くんの姿があって、いつだって今が1番「好き」だと思って、かっこいいもかわいいも更新してきた。節目にも立ち会ってきたし、自分も紫耀くんと一緒に大人になったなと思う。そんな風に過ごしてきた時間も、膨らませた気持ちも、自分の中だけにあって、誰がどうとか関係ないし、記憶も気持ちも数値として測れないし、1番大切なのはそのとき自分がどう思ったかでしかない。自分の感情がどう揺れ動いて、どう感じたか、どう思ったか。そこに他の誰かが入る隙間はない。私はこれからも、私だけの「好き」と向き合って、その中心にいるのは紫耀くんで、その関係上において私と紫耀くんは1対1、私だけの彼なんですよ。

 

デビューして、これから何をモチベーションに紫耀くんを応援していったらいいのか分からなくて、なんだかつまらないなぁと思っていたけれど、これからは自分自身の「好き」って気持ちがモチベーションなんだな、という結論に至りました。その気持ちが続く限り、これまでと変わらない大きさの応援をしたいし、デビューコンを経て、できるんじゃないかなって思うようになりました。これからもずっと、紫耀くんが好きで、好きだと思える確信がある。もしも本気で目指す目標…たとえば5大ドームとか、海外公演とか、そういう目標を紫耀くんから何度も口にするようになれば、そこが応援するうえでのモチベーションになるかもしれないけど、今までもそういうことは言ってこなかったし、仕事に対する考え方として目標を立てるより目の前の仕事をきちんとこなすって考えの人だから、たぶんないかな笑。だから、全ては私の気持ちが続く限り、っていう曖昧ではてしなくて続く保証もない期間になるけど、これからも紫耀くんしか好きになれないから、途切れることはないよ。

 

これから、紫耀くんの隣には必ず5人がいて、1人だけマントを背負って真ん中に立つことはもうなくて、6人だから、1人であらゆる責任を背負おうとしたり高みを目指したりしなくてもよくなる。私はセンターに立つ紫耀くんを見るのが好きだったけど、また色々なものを背負ってるな、背負わせてごめん、だけど、1人だけ遥かな高みで孤独に立つ姿を見るのも好きなんだって、罪悪感を感じながら見ていて。6人である以上、センターはできにくいし、もう解体されることもないし、私の好きだった、見ていたかった姿を見ることはもうない代わりに、何も言われずに目の前から去られることもなくなって、「ずっと6人で」って信じられるようになった。King&Princeの6人が、これからどんどん6人で活動していく中で、関係性ができてきて、パフォーマンスの質が上がって、そういう姿を一緒に見ていけるのは幸せなことだなと思う。もう1人だけ背負わされることも(エースだからあるかもしれないけど、ジュニアの頃よりは)なくて、私も紫耀くん1人だけを支えていこうって思わなくてもいいんだよね。それが、ジュニアの時とは明らかな違いだなあ。これからのKing&Princeが、より強く固まって、この6人にしか作れない景色を見せてくれて、私はそれを信じてついていく。ペンライトの光の海を構成する1人になって、全員がKing&Princeのファンっていう会場の中で、これからも大好きな人を見ていたい。もっともっと、大きくなろう。その姿を見せてよ。この6人ならって思える、そんなグループにこれからなっていってほしいです。

 

ジュニア時代の紫耀くん、5年間たくさんの景色を見せてくれて、色んな体験をさせてくれて、たくさんの愛と感情をくれてありがとう。ここから、もっと大きくなる紫耀くんとKing&Princeのこと、一番前で見ていたいって気持ちは変わらないから、たっくさんのファンの中の1人として、好きでいさせて、応援させてね。King&Princeの6人の未来にこれからもたくさんの幸せと光が降り注ぎますように!