目の前に広がる僕らのための景色

ジャニーズワールド見てきました。

 

すごい楽しかったです。いやだって、紫耀くんめっちゃ出てるし。出番も見せ場もたくさんあってほとんど双眼鏡が手放せなかったです。B席だったのもありますが。

 

でも紫耀くんとか五関さんが出てたから楽しかっただけじゃなくて、1年に1回こういう祭典みたいな演目を観るのもいいものだなって。何かよく分かんないけどすごい…!!みたいなのって日常を過ごしてたら出逢わないじゃないですか。ジャニワってそれだと思うんですよね。次から次へとトンチキな演出が襲ってくるからなんだこれは??ってなるんですけど、その華と勢いだけはある演出をかっこいい男の子の集団がやってくれるっていう。文字にしたらそれのどこがいいのか自分でも分からないんですけど笑。観ていて楽しいですね。よく分かんないけどすごい…!!ってずっと思えるから。

 

ストーリーはあってないようなものですが普通にさらっと追ってたら途中で分かんなくなりますね。メモずっととってて(セリフもほぼメモ取ってました)あとで1時間ぐらいかけてメモをさらにまとめるメモを作ってはじめて分かりました。個人的にジャニワのストーリーなんて理解できないと思ってたんですけど、案外できます。文字びっしりの講義より内容のあるメモができたのでまたそれはまとめてここに書きますね。

 

紫耀くんはとにかく出番や見せ場が多くて、やっぱり3番手に名前が挙がっているだけあるなぁという感じでした。歌(ソロ)やダンスやセリフ、この夏身に着けたローラーとサックス、そして今回初披露のバトン。あとはフライングが去年より多く種類も増えてたので、そういう目に見えるものもそうだし、あとは表情ですね。新春ジャニワの龍退治を見たときにあっ知らない顔してるなって思ったんですけど、今回もまた知らない表情をしてるときがありました。彼が16歳の頃から見ているので少年が青年になる過程の真っただ中を追っている自覚はあるのですが、最近はちょこちょこ大人の男性の顔をするようになってきてて。すごいかっこいいんですよ。少年特有の儚さから少し抜け出て、精悍さを感じることが多くなりました。ずっと眉間に皺を寄せるのがあんまり好きじゃなくて直してくれないかなと思ってたんですけど笑。それが様になるようになったのが本当に大人になってきてるなと感じるところです。でも中身は子どもですねまだ。どこが子どもって集中力が切れちゃうところなんですけどまぁそれはちょっとツイートしたのでここでは割愛します。

 

1幕の冒頭でソロダンスをするシーンがあるんですが、バレエのようなダンスでそれを今までみたことがなかったのですごく新鮮でびっくりしました。そんなダンスもできるの?!っていう。彼が幼少期からダンスを習っていたことは知ってますがヒップホップだと言っていたので、バレエみたいなこともできるんだなぁと。なんか異常に体幹しっかりしてそうなんで意外とできちゃうものなのかもしれませんが。ダンスには明るくないので憶測ですみません。

衣装がタンクトップに白いシャツを羽織っただけのシンプルなもので、動くたびにシャツの裾が風をはらんで揺れるのがすごく綺麗でした。紫耀くんのダンスってすごく重量感があって、例えるなら重力を操っているように見えるんですけど、個人的にバレエのダンスは軽やかなものだと思ってて。真逆じゃないですか。でもちゃんと紫耀くんのダンスの重量感もありながら床を蹴る足はすごく軽くて。なんだろう。本当に見たことないものだったのでただびっくりしました。本当に何でもできてしまう人、ですね。できないことなんて何もないんですよねきっと。スーパーマンだなぁ。

 

紫耀くんは何でもさらっとこなしてるように見せるのが上手だと思うんですよ。実際何でもさらっとできちゃうんですけど。でもバレエみたいなダンスだってバトンだってすごくたくさん練習してると思うんですよね。人並みかそれ以上に仕上げるのがとても早くて、多分それは物事の本質というか、いわば型とか所作を見つけてそれを体得するのが早いからだと思うんですよ。それは紫耀くんが持ってる才能だしセンスだし、他の人にできないことだからすごいことだと思うんですけど。とっても器用ですよねだから。器用に見えちゃうし。でもなんかそれが、本人の負荷になってないかなぁってちょっと思うところでもあって。なんでもできちゃうからこそ、あれこれやってって言われそうだし自分にもできることを課しちゃってないかなぁって。そんなこと重たいオタクのおせっかいでしかないんですけど。

ただ私も、なんでもできちゃう紫耀くんが好きっていう部分が少なからずあるから、それが彼にとって負荷になってないかなって思うんですよ。というより私にそういう後ろめたさがあるからこんなことを思うんでしょうね。なんでもできる彼が好きな反面、それを課してしまっていることに後ろめたさを感じてる。二律背反みたいな。

もっと弱みを見せてほしいって思うことがあります。でも見せないし言わないし、ずっとなんでもできるままでいてくれる。できないことがない。紫耀くんにとってそれが舞台に立つ、アイドルでいる美学なのかもしれない。できないことを見せないようにしたり、不安がらせるようなことを言わないようにするのが。でも紫耀くんはアンドロイドじゃなくて血の通った人間なんだから。アイドルである以前に。もう少し観客-というかファンに心を開いてくれてもいいのに。なんてただのオタクのワガママでしかないですね。

 

ジャニワの感想を書くつもりでいたら話がとてもずれてしまいました。

 

見どころはたくさんあるんですけど、最後のHiHi JETで帝劇の0番に立つ姿が一番見てほしいかなぁって思います。紫耀くんのファンだけじゃなくて。本当に最前列の0番に立つ瞬間があるんですよ何度か。えっいいの?!って感じなんですけど。座長でもないしデビューもしてないのに。最後の曲で0番ですからね。舞台の締めなのに。いいのかなぁって思うんですけど、でもやっぱり嬉しいしなにより似合うんですねそこが。0番に立つのが似合うんですよ。もう何もかも背負ってそこに立っててほしい。紫耀くんがアイドルとして、舞台に立つ人として頂点に君臨するのが見たいんですよ私は。その夢が瞬間的にですけど叶っちゃいますからね…でもたぶん、文句なしに立ててると思うんですよ。だからこそ見てほしくていろんな人に。自担かっこいいでしょ?!って言いたいし言える瞬間なので。紫耀くんの担当をしててよかったなぁって思う瞬間です。もちろん今後は名実ともに0番に立っていてほしいという願望もありますが、今は本当に充分それで。

 

ちょっと自分の通信環境とか心身とかが不調であれなんですけどカウコンまでにジャニワのまとめは書きますね。余裕があれば紫耀くんの出番だけまとめて感想も書きたいけどそれは2回目の観劇後になるかもしれないです。*1カウコンも実録レポみたいなものは選ばれた身として書きたいと思っているのでその辺は!オタ活もがんばるよ!!みたいなテンションでいきます。やれるやれる。実際オタクやってないと仕事やってられんみたいなとこあるので楽しむことはとことん楽しんで、また見返したときにあの時楽しかったなーって思える環境を自分で作っておきたいです。

 

Title:クライマー/Galileo Galilei

*1:2回目も年明けすぐというアレ